こんにちは♪YUME♡miyakoです。
みなさんは、”HSC”という言葉をご存知ですか?
最近認知され始めた言葉で、”HSC=Highly Sensitive Child”という、とても繊細で敏感な感覚を持って生まれた子ども達のことです。
確率的には5人に1人いると言われていて、この確率は、人種や性別に関係ないと言われています。
最初にこの概念を発表したのは、アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン博士です。HSCの大人版が、HSPで、Highly Sensitive Personです。最近結構話題に上っていますね。
実は、私自身が、ハイレベルのHSPなんです^_^;この話はまた今度詳しくお話します。
今日は、HSCという、感覚の繊細で敏感な子ども達についてご説明します。
まず、ご理解いただきたい重要な点は、HSCは子どもの生まれ持った性質であり、障害や治療が必要な病気ではないということです。
この点をお間違いないように(#^.^#)
もし自分のお子さんが以下のHSCの特徴に多く当てはまっていたとしても、慌てることも落ち込むこともありません。
逆に、知ることが出来て良かった、知ることで接し方を変えていこう、と考えてくださいね。
自らがHSPで精神科医である斎藤裕氏が研究や分析を重ねて作成された「HSCの10の特徴」がありますので、ご紹介します。
①刺激に対して敏感である
②刺激を受けやすく、疲れやすい
③慎重に行動する
④共感する能力が高い
⑤人との境界線が薄いことが多い
⑥鋭い感性や深みのある考えを持つ
⑦内面の世界に意識が向いていて、豊かなイマジネーションを持つ
⑧人との深いつながりや主体的に生きることを好む
⑨自己肯定感が育ちにくい
⑩自分の気質に合わないことに対して、ストレス反応が表れやすい
以上の特徴にお子さんが当てはまっているか、一度考えてみてください。
幼少期の私は、この10の特徴全てに当てはまっていました^_^;
しかし、今ではHSC⇒HSPであるとわかり、全ての答え合わせができましたし、自分の特性を理解し、長所に変えていこうと考えられるようになりました(^^♪
HSPやHSCにはもっと細かな分類がありますが、今回はその点には触れません。
上記の10の特徴をもう少しわかりやすく補足しますと。。。。
①は、音・光・痛み・かゆみ・肌ざわり・暑さ寒さ・空腹に敏感に反応します。
②は、刺激に圧倒されると落ち着きがなくなり、物事がうまくいかなくなります。人の集まる場所や騒がしい所が苦手です。
③は、目の前の状況をじっくりと観察し、状況を過去の記憶と照らし合わせて、安産かどうかを確認するなど、情報を徹底的に処理してから行動します。
④は、人の気持ちに寄り添って深く思いやる力や、人の気持ちを読み取る力に秀でています。
⑤は、他人の影響を受けやすく、他人のネガティブな感情を受け取りやすいです。
⑥は、直観力に優れ、漂っている空気や気配、雰囲気から素早くその意味や苦手な空間・人を感じとることができます。物事の本質を見抜く力を持っています。差別や権力支配を嫌います。
⑦は、創造性や芸術性に優れていて、クリエイティブな仕事に向いています。
⑧は、自分が交流を深めたい相手を選び、深いところでつながり合うコミュニケーションを好みます。管理されたり、嫌なことをやらされたり、急かされたり、競争させられることを嫌います。
⑨は、外向性を重要視する学校や社会の中では、求められることを苦手と感じる為、上手くいかないことに自信を失いやすい傾向があります。
⑩は、人のささいな言葉や態度に傷つきやすく、小さな出来事でもトラウマとなりやすいです。
以上は、簡単な説明ですが、ではHSCのお子さんにはどう接したらよいのでしょうか?
そのポイントをまとめました(^^♪
・干渉しない
・無理強いしない
・その子のやり方やペースを尊重する
・他の子と比べたりしない
・避難場所を作っておく
・早めに休ませる
・共感し、子どもの気持ちを代わりに言葉にして語りかける
・苦手なものから距離をおけるよう工夫する
これらの点をお母さまや周囲の人が注意するだけで、HSCのお子さんは生きやすくなることでしょう。
HSCはその特徴から、不登校になることもあります。
幼い時期から、環境を整えてあげると、HSCの長所を伸ばして、素晴らしい才能を発揮するお子さんに成長されると思います。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬