こんにちは♪YUME♡miyakoです。
私が本格的にアドラー心理学を勉強しようとし始めた時、最初に読み漁ったのが岸見一郎先生の著書です。
岸見一郎先生は、言わずと知れた「嫌われる勇気」の著者です。先生の著書を読み、講演会にも何度も参加させていただきました。
コロナ禍でのオンライン講演会にも幾度となく、参加し、様々なアドラー心理学を学ぶ人々との交流がありました。
勇気づけについては、このブログでも何度か触れていますが、今日は「勇気くじき」について少しお話しようと思います。
「勇気くじき」・・・・あまり耳にしない言葉ですね。しかし、その文字からはなんとなく想像がつきそうな気がしませんか?
自己肯定感を高める子育ての真逆、そう、子ども達の「やる気を削いでいく」そんな行為や言葉がけが「勇気くじき」です。つまり、「勇気づけ」の反対の言葉です。
子育てを例にとってみましょう。勇気くじきとは、どのような言葉がけでしょうか?
子どもが100点を取った時、「こんな簡単なテスト、100点取って当たり前よね。」また、子どもが弟のお世話をしてくれた時、「もう大きいんだから、弟の面倒を見るなんて、誰でもできるわよ。」
お母さんが子どもだったら、このような言葉がけをされたら、どう感じますか?
子どもは、このような言葉がけをしてくる大人に対して、尊敬の念は抱くことが出来ず、反抗的な態度や無視という対応でやる気をなくしていきます。
子どもは褒められたいのではなく、自分に価値があることを実感したいのです。
ですから、この勇気くじきは、子どもの自尊心を傷つけ、自己肯定感を下げます。
分かりやすく言うと、「嫌味」ですね。
アドラー心理学では、他者へ貢献できているという感覚が、自分に価値を見出し、人生を幸福にすると教えています。
「勇気づけの子育て」は、そんな幸福感を感じる子どもを育てるものです。
勇気くじきを行わないように、一度、立ち止まって日頃の子どもへの言葉がけを振り返ってみましょう。
そんな言葉をかけた時、お母さんの心が傷ついていたのではないですか?
笑って子育てをしましょう。子育ては一瞬ですから(#^.^#)
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬