こんにちは♪ 子育てカウンセラーのみやこです。
不登校で悩まれているご家庭のみなさまへ伝えたいお話があります。
【子どもを部屋から出て来させる2つの方法】について。
子どもが学校へ行かなくなって数か月が経つ頃・・・・学校へ行かないだけでなく、自分の部屋から出て来なくなる、という現象が起きます。
スマホやゲームばっかりしていて、一日中ゴロゴロしている。
親はそれをどうして良いのかわからず、オロオロするばかりで、お母さんのストレスはマックス。
「いっそこのまま逃げ出してしまいたい・・・・」
「この世の中から、スマホもゲームも消滅したら、あの子は部屋から出てくるんじゃないか」
などと、非現実的な逃避の思考が頭の中をグルグル回り始めます。
親だったらそういう感情が起きて当然だと思います。
私自身が二人の息子の母として、子育て中を思い返すと、その頃は”毎日学校へ行くのが当たり前だ”と思っていました。
「不登校」について多くの事例を知り、不登校家庭のご家族の相談に乗っている立場だからこそ、【学校へ行く=当たり前ではない】と分かっています。
「なぜ学校へ行けないの?」「なぜ部屋から出られないの?」「なぜ反抗するの?」
と、なぜ?なぜ?なぜ?の大合唱です。
そんな時、焦らずにとりあえず実行してもらいたい方法が2つあります。
それは。
① 他者を批判しない、悪口・陰口・噂話をしない。
② ネガティブな表情を子どもに向けない。
この2つです。
① 悪口・陰口・噂話・・・・そんなこと言っていません!という方が多いと思います。
悪口ではなくても、誰かのネガティブな噂話をしていませんか?
よそのご家庭の良くない噂話です。
意外と無意識に話していることが多いんですよ。
不登校で気持ちが下向きで、様々なことにエネルギーが出ない子どもの前で、他人に関する良くない噂話は、更に子どもを落ち込ませることになります。
意識して止めるようにしてください。子どもの心は傷つきます。
② 子どもに暗い表情を向けない
子どもが不登校になって笑顔でニコニコ暮らしなさいって、そっちの方が無理ですよね。
その通りです。
でも、笑顔が無理でも、せめて辛そうな顔、苦しそうな顔、泣きそうな顔をお子さんの前で見せないでください。
お母さんの笑顔は何よりも子どもへの活力になります。エネルギーを与えます。
辛い顔はお子さんのいない時に、こっそり出してください。一人の時に、弱音を吐いてOKです。
カウンセラーのようなプロの力を借りて、プロの前では弱音を吐き出してもOKです。
でも、お子さんに対しては、明るい笑顔を向けてください。
この2つを実行していくと起きる変化。
それは、家庭の雰囲気が変わります。明るくなります。
そうすると、お子さんは家族の輪の中に自分から入ってくるようになります。
子どもを部屋にこもらせず、引っ張り出すためにはこの2つの方法をとりあえず実行してみてください。
一朝一夕に物事は解決しません。
不登校の根っこは太くて深いです。
でも、何もしないで時間だけが過ぎていくようなことがあってはなりません。
最初が肝心です。
是非、この2つの方法をお家で実践してみてくださいね。
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今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬