こんにちは♪YUME♡miyakoです。
このYUME∞IQのブログのサブテーマは、”褒めない、叱らない、勇気づける子育て”です。
しかし、褒めてはいけない、叱ってはいけない、とは言っていません。
言葉だけを拾って、タイトルだけで表面をなぞると、誤解が生じます。
褒め方や、褒める頻度、ほめ過ぎの弊害、叱り方や叱った後の対処、叱る場合などがたくさん盛り込まれた奥の深い意味を含んでいるのです。
大ベストセラーの『嫌われる勇気』のタイトルもしばしば誤解を生んでいます。
嫌われるようにとか、嫌われてもいいと著者の岸見一郎先生は述べておられません。
”言葉の一人歩き”ですね。
同じように、私には気になる言葉があります。
『楽しむ』という言葉です。
「これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」
という論語の言葉が大好きで、このブログでも何度かご紹介しています(*^^)v
意味は「知識を得るということは、好きで学ぶ人には叶わず、好きで学んでいる人は楽しんで学んでいる者には叶わない」です。
「楽しい」という”楽”という漢字は「楽をする」にも使われています。
楽しみましょう、という言葉や考え方は大好きです。楽しんでこそ、だと思っています。
しかし、これを子どもたちに伝える時・・・・
いいえ、子どもたちだけでなく、大人たち、私たち教師に伝える時でも・・・・
楽しいだけではいけません。
楽しむときに”努力”は欠かせないと思っています。
高度経済成長期の頃の日本人は、「がんばれ!!」「もっともっと頑張れ!」「歯を食いしばってやれ!」「根性と努力だ!」という風潮の中で生きていました。
そうやって一億総根性みたいな時代を、いかにも負の遺産のように、現在はゆる~くなっていませんか?
「ゆとり教育」はその最たるものでした。
ゆる~く見える私ですが、実は・・・・
努力と根性が大好きです(#^.^#)
努力の先にあるものを知っているからです。
そうですね・・・・35歳くらいまでは私の人生はほぼすべて、努力と根性でできていました(^-^;
努力するとアドレナリンが出て、努力する自分も好きでした(^^♪
元来勝ち気で負けず嫌いな性格も加わり、とにかく誰に何にも言われなくとも、一生懸命な少女でした(^-^;
努力や根性って、美しいものですよ。
いつからそれを否定するようになったのでしょうね。
もちろん、先ほどの褒めない、叱らない子育てと同じで、程度があります。
努力も根性も度を過ぎてはいけません。(本人が納得していればいいのですが)
他者がそれを強要してはいけません・
“鬱”や”不登校””精神疾患”がクローズアップされてから、「がんばりすぎない」という風潮が出てきたように感じます。
頑張りすぎないことは重要です。無理は禁物です。
楽しんで努力出来たら最高ですね♪大谷翔平くんのように!
私は、努力の先に見えてくるものを子どもたちには伝えていきます。
努力や根性は悪くない!カッコ悪くないんだよ!逆に超カッコいいんだよ!って(*^^)v
「楽しむ」ことと「楽をする」ことは根本的に違います。
字面を追って、誤解して、大切な時間を無駄にしないように。
きちんとご家庭にも伝えるべき時です。
言葉に操られない。言葉を上手に使って伝えていきましょう!
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬