こんにちは♪YUME♡miyakoです。
ビル・ゲイツは、「読書をするだけではダメだ」と述べています。
『子どもに、早くから全体像を把握させる習慣を身につけさせれば、”いろいろなことをバラバラに並べられるので、頭の中のどこに入れておけばいいか分からない”と文句を言われることが少なくなるはずだ』
とゲイツは言います。
多くの本を幼い時期から読むことは、間違いなく「知の体力」につながります。
しかし、多くの情報を一度に与えると、子ども達はその断片的な情報をどう整理して、どこに格納すべきか分からなくなり、学んだことをすぐに忘れてしまうのです。授業で習ったことをすぐに忘れてしまうのも同じ原理です。
ゲイツは「頭の中に〈大きな絵を描く〉ことだ」と言います。
〈大きな絵を描く〉こと、つまり、知識の断片がどのように組み合わさるのかを把握することが知識につながるのです。
知識を定着させるためには、学ぶ目的を明確にすることです。
頭の中に大きな絵を描くことは、学んだことを覚え、学習をスピードアップし、その過程を楽しむことがカギです。
現在の日本の教育の問題点は、授業の時間割で、様々な科目を断片的に相互の繋がりのないまま、覚えさせようとすることです。
最近の現場では、教科間で相互の繋がりを持って学習する方向に向かっていますが、まだまだだと感じています。
得た知識をマッピングで相互に関係性を持たせて記憶していくことは、ゲイツだけではなく、イーロン・マスクも「セマンティックツリー」という概念で伝えています。
セマンティックツリーとは、まず大きな基本原則を覚え、幹や大きな枝を理解してから、細部である葉に取り掛かって学んでいく方法です。この順番でないと、小さな葉は、ぶら下がる幹を見つけることが出来ないのです。
ゲイツもマスクも、本を読むだけではダメで、実践しながら学んだ知識を関連付けて覚えることが重要だと言っています。
スティーブ・ジョブズも、かつて、Connecting Dots という考え方で述べています。似たような本を読んでもダメで、広範囲に読書して知識を広げることが、Dotを打つことであり、そのDotが Dot ⇒Line ⇒Surface と形を成していくという理論です。
そして、ゲイツが最も進める本は「歴史書」!
これには私も強く共感します。「歴史書」を読むと、今、世界で起きていることや、過去の出来事の意味、そして私たちがそこから何を学んで、どう行動しなければならないのかが見えてきます。
子ども達に本を読むことはおススメですが、読んだ後、その知識をどう繋げていけばよいのかを伝えていくべきです。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬