非認知スキル

子ども達が生き生きと毎日を過ごすために、どんな環境が必要なのか。

異学年交流

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

コロナ禍で、子ども達は外遊びが極端に減りました。運動能力も低下していると思われますが、もっと心配なのはメンタル面です。体を思いっきり動かして、大きな声を出して走り回ることが出来ないので、活発なお子さんのストレスは計り知れません。

太陽を浴びて外遊びをすることは、セロトニンの分泌を活発にし、心も満たされます。セロトニンは別名ハピネスホルモンと呼ばれる「幸福感を感じさせるホルモン」のことで、朝から太陽光を浴びることで増やすことが出来ます。短時間でも良いので、朝の太陽光を浴びることはとても重要です。

私は、自分の教室で生徒たちと接していると、彼らが、どれだけ「外遊び」「非日常」を欲しているのかを実感します。

つい先日も生徒たちは、私にこう話しかけてきました(^-^)

「先生、明日、校外学習で動物園に行くよ!二つの班に分かれて回るんだけど、僕はレッサーパンダから見始めるグループなんだ」(小2男子)

「先生、今度の日曜日は野球の試合で○○チームと対戦するんだ!」(小3男子)

「先生、土曜日に従兄弟が遊びに来るの。それでね、遊園地に遊びに行くの」(小2女子)

「先生、6月にね生まれて初めて柔道の試合に出るんだよ!絶対に勝つからね!」(小4男子)

目をキラキラと輝かせて、もう待ちきれないと言わんばかりにワクワクした表情で話してくれます(^^♪

普段と違うことを、普段と違うお友だち、仲間たちと行うことは、こんなにも子ども達をワクワクさせます。これは、コロナ禍で暗く沈んだ眼をした子ども達からは想像できない眩しさです。

そして、そのために何かを頑張ろうとします。楽しいことが待っているから、頑張れるのです。

これは、私たち大人も同じですね(^^♪ 毎日が、目の前の仕事をこなすことに追われ、時間に追われ、次々と課題が降ってきたら、明日も明後日も笑って過ごせるでしょうか?

私は自信がありません。日々、小さな楽しみや喜びを身の回りに置いて、それを楽しみ、時々は、めったにしないことをしたり、行ったことのない場所へ行ってみたりして、非日常を楽しみます。そんなちょっと先のお楽しみの為に、今、目の前の仕事を頑張ることが出来ます。

子ども達にも、頑張る時と、思いっきり遊ぶ時が交互にやってくるのが理想的です。

思いっきり発散できる時がもうすぐやってくるから、今はこれを頑張るんだ!

そんな子ども時代を送ることができたら、大きくなっても「やる時はやる。でも、遊びも一生懸命な魅力的な大人」になることが出来るでしょう。

緩急をつけることと、短時間集中を習慣にすることが、私は幼少期から子どもに大切な環境であると考えています。

思いっきり遊ぶ!!一緒に絵本を読む。歌を歌ったり、折り紙をしたり、あやとりをしたり。そして、遊んだら、いっぱい美味しいものを食べる。たっぷりの睡眠。

これだけで十分です。

日常の中で遊びを見つけ、その遊びの中に学びがあるのが理想です。

私が幼い頃は、近所の友だちも、そのきょうだい(大きい子も小さい子も)入り混じって外で暗くなるまで遊びました。母が「夕飯だから帰っておいで~」と広場に呼びに来たら、木の陰に隠れました(^-^; そして、帰宅後は夕飯、お風呂、寝る前に本を読んで・・・・異年齢の子ども達との遊びは、刺激がいっぱいです!

年上の子たちは、年齢より難しいことを教えてくれますし、小さな妹や弟たちには優しく接すること、幼い子を導くことを遊びの中で学びました。

私の塾も、異学年が混ざり合って学習している形態ですので、上の学年の子をお手本にして、下の学年の子たちを慈しむことは自然と行われています。

コロナ禍で弱った子どもの心を取り戻すために・・・・

遊ぶときは遊ぶ!太陽光を浴びること、声を出すこと!

いつもと違う楽しみを作り、ワクワクすること!

たくさん食べて、たくさん寝ること!

異年齢の子たちと遊ぶこと!

昭和の時代の遊び方ですね(*^^)v

時代は変わっても、健全な子ども達の心身の育成は変わらないと思います。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
池永 宮代子(みやこ)
20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪