こんにちは♪ 子育てアドバイザーのみやこです。
前回の記事で、「人はダメだと言われるほどやりたくなる」とお伝えしました。
今日は、お母さんの立場になって考えてみましょう。
どんなお母さんにも、こんな経験があるのではないでしょうか?
◆ 保育園や学校に送り出す時間が迫っているのに、子どもがちっとも支度をしない。
◆ 学校から帰ったら、まず宿題をしてから遊びに行く、というルールを守らない。
◆ 夕飯の時間になっても、ゲームをやめない。
◆ 習い事を「やめたい」「他の習い事に行きたい」と言っては長続きしない。
◆ 自分の思い描いたような子育てが出来ず、思い通りにならない子どもが嫌いになってしまう。
書き出したらキリがないくらい、イライラしてお子さんにその怒りをぶつけることがあると思います。
お母さんだって人間です。
● 自分の時間が欲しい。
● 気になっているカフェに行って、ゆっくり過ごしたい。
● 時間を気にせずウィンドウショッピングをしてブラブラ街を歩きたい。
● 最新映画を映画館の5Dで鑑賞したい。
● 1人で好きな場所へ出かけて、ゆっくり温泉につかりたい。
こちらも、どんどん出てきそうですね。私もです(#^.^#)
でも、幼いお子さんがいて、預ける親族もいないと、簡単に出来ることではありません。
私もそんな思いを抱いて二人の息子たちを育てました。
過ぎ去ってしまえばあっという間ですが、子育て真っ最中の時は、
『世間から取り残されていて、自分が自分ではない』
と感じていました。
そんな時、ついそのイライラが子どもに向かってしまいます。
そして、怒りをぶつけて叱った後で、凄まじい自己嫌悪に陥るのです。
そんなお母さんに、私から一つの提案をします。
『子どもを叱ってしまう自分を許すこと』です。
イライラを子どもにぶつけてしまう「ダメな自分」を認めて許すのです。
あなたは真面目なんですよ、お母さん(^^♪
真面目だから悩むのです。
自分を裁くことをやめましょう!無理です、と言われるのであれば、「できるだけ」やめるようにしましょう。
自分のことも、人のことも裁くのをやめるのです。
そうすると、きっと子どもさんへの接し方が変わるはずです。
これが『心理的リアクタンス』です。
人は「ダメだと言われたらやりたくなり、やっていいよと言われたら、やりたくなくなる。」ものです。
この作用を『心理的リアクタンス』と言います。
子どもを叱っていいんだよ、あなたは間違っていないんだよ。いいんだよそれで。
と自分自身を許すと、「やっていい」と言われるほどやめてしまう心理的リアクタンスが働きます。
つまり、「許されるとやらなくなる」→ 「子どもにイライラをぶつけなくなる」のです。
この「心理的リアクタンス」を利用して、自分の意識を変えてみてください。
子どもを叱っちゃいけない、と思うから苦しむのです。
「子どもを叱っていい、私は自分を許す。」と心の中で唱えてください。
許されると、しなくなります(^^♪ それが「心理的リアクタンス」作用です♪
ダメ元で、試す価値はありますよ。と言うか、ダメではなく、必ず効果を発揮するはずです。
ダメな自分を認めること、他者も自分も裁かないこと、許すこと。
きっとあなたはもう大丈夫です(#^.^#)
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬