こんにちは♪YUME♡miyakoです。
長く塾経営と指導をしていると、後輩の先生から「相談を受け、アドバイスを求められる」ことがよくあります。
内容は、”特性の強いお子さんの指導”や”対応に苦慮する保護者との接し方”、そして”結果を出せず伸び悩む生徒の指導””学習に集中できない生徒の指導”など多岐にわたります。
私はそういう時のスタンスを決めています。
その先生が悩んでおられる問題の本質を探ることです。
悩みや問題を聞くときに、物事を俯瞰で見るようにします。
その問題点に入りこまず、離れたところから「関係者以外」の立場で考えます。
そうすると、物事の本質が「悩み事」とは一見違う場所にあることに気づいたりします。
特性の強いお子さんに困っている先生がいるとします。
困っているのは先生=あなたですか?
困っているのはお子さん本人と、ご家族ではないですか?
生徒の立場で自分の塾を見たことがありますか?
一度、「幽体離脱」してみてください(*^^)v もちろん、心の中でね♪
自分の肉体を離れて、自分の塾に、生徒になって訪問してください。
どんな風に見えますか?
先生=あなたは笑顔ですか?
楽しそうですか?
ご自身の問題を職場に持ち込んでいませんか?
生徒はその教室に入る時、「今日もがんばろう」と思えるでしょうか?
他の問題も然りです。
自分自身の問題を他人のせいにしていませんか?
私は、アドバイスをしたくありません。
アドバイスという言葉は、上から指導するという風に感じてしまうからです。
アドラー心理学では、人と人の間に上下関係はありません。
アドバイスを求められたら、私は”自分の意見”を述べます。
あくまでも、「私が感じたこと」だけです。そうであることを前置きしたうえで。
その理由は・・・・
私は、その先生にはなれないからです(^-^)
その生徒や保護者に対応するのは、先生=あなた自身です。私ではないのです。
先生自身の人間力を発揮しないといけない場です。だからこそ、客観的な意見を述べるにとどめます。
先生はどうしたいのですか?
どういう指導や、どんな教室を理想に描いていますか?
私の意見には、「経験」と「学んできた知識」と「愛」があります。
しかし、私自身が”万能で悩みのない人間ではありません”
普通に悩んだり、考え込んだりします。
経験や知識があっても、相手は自分とは違う人間です。
解決しないことの方が多いと思います。
最後は「愛」でしかありません。
今、解決しなくても「愛ある言葉と対応」は何年後かに花開くかもしれません(#^.^#)
でも、それを期待しないでください。期待は裏切るためにあるんですよ。虚しいものです。
自分のやるべきことをやる、それだけです。
開けない夜はない。
そして、問題は本人しか解決できないのですよ。
私は「ご本人の手助けになれば」と、それのみを願っています。
今日の記事は、いつもより”問いかけの文”が多くなりました。
自分に問いかけてください。自分と向き合ってくださいね。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬