こんにちは♪YUME♡miyakoです。
近年”毒親”という言葉が認知されるようになりました。最初耳にしたときは、どういう意味だろう?と思いましたが、記事などをよく読むと”毒”と思われるような悪影響(支配や虐待)を及ぼす親であることが分かりました。
以前、コチラの記事で紹介した「母という病」という本はおススメです。
毒親と言っても、単に虐待しているばかりではありません。
一見、子どもの為を思って一生懸命に育児に邁進されているように見えて、お母さんの行動や発言や態度がお子さんを苦しめている場合があります。
私の塾でのケースをご紹介します。
Sちゃんは母子家庭の小学1年生でした。一人っ子でお母さんやおばあちゃんに大切に育てられて優しくて情緒豊かなお子さんでした。
他の子への思いやりやご家族への優しい気持ちが、Sちゃんの普段の言動から読み取れました。
お母さんは必死に働いてSちゃんを育てておられました。時にはおばあちゃんの力も借りて。
しかし、気になることが一つありました。
お母さんは、他人の言うことや学校の先生の発言に極端に反応される方だったのです。
他人にどう見られているか、どう言われているかを気にし過ぎて、そのことで頭がいっぱいいっぱいになっておられました。
担任の先生にこう言われました、と泣きながら訪ねて来られたこともありましたが、私からすると、人の言葉の一つ一つに過剰に反応するお母さんのメンタルの方が心配でした。
時にはヒステリックに泣かれることもありました。何を言っても伝えても「私の気持ちは誰にも分からない」と心を閉ざしていました。
このような場合、Sちゃんにも当然、影響が出ます。
教室で急に泣き出したり、爪を噛んだり、今までにない状況が出始めました。
お母さんとは密に連絡を取って、改善を試みましたが、結局お母さんは
「勉強を私が付きっ切りで教えます。人に任せておけない」と思い詰めた表情で、Sちゃんが「辞めたくない」と言っている気持ちを無視して、退会していかれました。
あの純粋で優しくピュアなSちゃんのことは心配で仕方ありませんが、私にはその先どうすることもできませんでした。この問題は複雑で、私がご家庭の全貌を知らず、お母さんをとりまく家庭や職場の状況も知らず、またそこに介入できず、限界があります。
だからこそ、私はこのようなSNSを通じて伝えていきたいのです。
お母さんの心は、そのままお子さんに映ります。鏡のように。
誰でもいいから困ったら助けを求めてください。一人で結論を出さないでください。聞いてもらうだけでもいいし、全部を話さなくても構いません。心の闇を吐き出してください。それは、何よりもお母さんを頼りに生きているお子さんの情緒の為に。
YUME♾IQがそんなお母さんの拠り所になりたいと思います。どうぞ、一人で悩まないで。お話しするだけでも、訪ねてくださいね(^^)
お母さんが笑っていないと、ご家庭がどんなに暗く、子どもたちにとって安心できる場所でないか、沢山見てきたからこそお伝えしたいのです。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬