こんにちは♪YUME♡miyakoです。
学習塾指導者対象の英語勉強会に参加しました。
講師は愛知県立大学の池田周教授です。
小中学校の英語の現場での様子と、学習塾に求められるものを教えていただき、変わっていく英語学習とそれを支える塾の必要性を痛感しました。私たち指導者が、今、何をすべきかが明確に見えてきました。
その勉強会の中で、池田教授が最後の最後に伝えられた言葉。
『英語はいずれ算数の九九のようになる』
日本の小学校では2年生の算数で九九を学びます。
有無を言わさず、強制的に覚えさせます。
そのような意味で池田先生は参加者に訴えかけられました。
泣きながらでもやらなければならないことをやる!!
子どもたちに迎合してはいけない!!
子どもを甘やかすだけが教育ではない!!
池田教授はそうおっしゃいました。
同感です。
日本人の英語教育が思うように進まない、成果を出さないのはなぜだかご存知ですか?
日本に住んでいる限り、英語を話せなくても、読めなくても、聞き取れなくても、全く困らないのです。
生きていく上で困らないのに、誰が必死で英語を学びますか?
たとえ学んでも、使わないと忘れます。
そんな環境だから、日本の英語教育は成果を出せないのです。
日本語を使えない環境で、外国人の間で何年も生活して学校へ通わなければ、英語を話せるようにはなりません。
だからこそ、甘やかしていては英語は話せません。
インドを見てください。
インドの方は世界中どこへ行っても使える英語を話すことが出来ます。
そして高い能力を生かして世界のトップIT企業を支えているリーダーにインド人が圧倒的に多いのは事実です。
この差はなんですか?
教育です。
もう一つ、”ハングリー精神”というキーワードがありますが、日本の緩い教育では、現状は変わらないでしょう。
子どもの顔色を見た教育ではなく、「やるべきことはしっかりやる」ことを教えないといけません。
日常に英語があふれていること、英語を意識して聞くことを推奨されていました。
そして、具体的には「ラジオ英会話」をお勧めしておられました。
泣きながらでもやる。。。。。私が幼い頃の日本の教育です。
詰め込まない、頑張らない、を合言葉に「ゆとり教育」という間違った方向に進んでいった日本教育。
どこかで何かを間違えました。
不登校や若者の精神疾患の原因は、果たして本当に教育が原因だったのでしょうか?
立ち止まって振り返った時、私には違う答えが見えてきます。
詰め込み教育が原因ではなく、各家庭の在り方、親子関係、日本経済の状況、同調圧力・・・・・
違う側面が見えてきます。
やるべき時にはやる、その厳しさを子どもたちに教えずに、英語教育の発展はないと思いました。
大学の教育現場で学生たちと向き合っている池田教授の講演は、ある種の覚悟を私に植え付けました。
やること、がんばることの大切さ。
その中での多様性の尊重。
夢を抱いて学ぶこと。
そんなことを考えて空を見上げました。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬