家庭教育

”忘れ物の多いお子さん” ~我が家の例と共に

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

私の教室でも”忘れ物の多い子ども”がいました。

ごきょうだいで通って来られていて、お姉ちゃんは忘れものをしたことがありません。弟くんはというと、

「さっきまでやっていた宿題のプリントをカバンに入れ忘れました。」

とか、

「車で英語の宿題をやっていたら、教室について車を降りた時に、シートに置き忘れちゃいました。」

などです(^-^;

我が家と同じだわ、なんて思いあたるお母さんも多いのではないでしょうか。

私の考えは

「親が何でも先回りしてお世話をしないでください。」

ということです。

お母さんが指示して、先回りをして、忘れ物をしたら”届けてあげる”と、お子さんは依存心が強くなり、失敗した時に”お母さんのせい”と考えるようになります。”お母さんがきちんと準備してくれなかったから”と。。。。

こんなボタンの掛け違いにならないように、どうしたらよいでしょうか?

まず、忘れ物をしないために、どうしたらよいか、お子さんと話し合ってください。

「どうしたら、忘れ物をしなくなると思う?」と聞いてください。

お母さんが主導権を握るのではなく、お子さんにルールを決めさせてください。

例えば・・・・「寝る前に、翌日の持ち物を全部チェックして、入れておく。」とか

「次の日の朝、出かける前に、もう一度チェックしないと家を出ない。」など。

それでも忘れ物をしてしまった時や、自分で決めたルールを守れなかった時は、絶対罰を与えないでください!

忘れ物をしたのだから、今日は○○はなしね!!とか

また忘れ物をして、あれだけ注意したのに、ダメな子ね!

などはNGワードです。

我が家の息子たちもよく忘れ物をしました(^-^;

長男などは、「行ってきま~す」と元気よく家を出て、集団登校の集合場所へ向かいましたが、2分もしないで走って帰ってきました。

理由は・・・・玄関にランドセルを置きっぱなし(;’∀’)

私は、玄関にランドセルが置いてあっても、真夏の暑い日に水筒を持っていくのを忘れたとしても、届けたり、追いかけたりしたことはありません。

本人が困れば、気をつけるようになるでしょう・・・が私の教育方針です。

お母さんが何とかしてくれるという依存心があれば、お母さんのせいにしますよ。

でも、困った時にサバイバルする知恵や、人を頼る勇気の練習にもなります(*^^)v

ランドセル置き忘れ事件の時も、集合場所で女の子に「あれ?ランドセルは?」と聞かれて気づいたそうです(^-^;

最初は、イライラするかもしれませんね、子どもが自分で決めたルールを守れるかどうかで、「待つ」ことが必要です。

お母さんは不安になるかもしれません。でも、失敗しながらもその積み重ねでお子さんは成長していきます。長い目で見守る余裕を持ちましょう。

その余裕がお子さんを、自立させます。

まとめますと、

本人にどうしたら忘れ物をしなくなるか、考えさせてルールを決めてもらう。

出来なかった時は、自分が困ってしまうことを受け入れさせる。

忘れたものを我慢させる。

忘れ物をしてしまった時に罰を与える。

否定的な言葉で子どもを責める。

子育ては忍耐です。でも、その「待つ」姿勢が、結局はその子の人生を輝かせるのです。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

 

 

 

ABOUT ME
池永 宮代子(みやこ)
20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪