非認知スキル

何のために勉強するの?

こんにちは♪YUME♡miyakoです。

子ども達を指導してきたなかで、よく聞いた言葉が

「何のために勉強するの?」

です、幼い子ども達よりも、中学生によく聞かれました。

幼い頃は、新しいことを知ったり、学んだり、疑問を感じたことを調べたりすることに目を輝かせます。

「知識欲」というものは、人間の本能的なものだと感じます。

しかし、小学校高学年から中学生くらいになると、「今勉強していることって、意味があるの?」とか、「どうせこんな勉強をしたって、社会で使わない。」「お父さんやお母さんが方程式を解いたり、図形の体積を求めている姿なんて見たことがない。」などと文句を言い始めます(^-^;

ここで、私たち大人は、お母さんは、何と答えるでしょうか?

ちょっと考えてみてくださいね。

「文句言わないで勉強しなさい!!」と言いますか?それではおそらく、子ども達の心には届かないし、響かないでしょう。

答えは、子ども達の生育過程をずっと見守ってきたからこそ言えます。

”学ぶとは、知らなかった自分に出会う”

ことなのです。抽象的過ぎますか?(^-^)

分数や、小数や、古文は、日々の人生には登場しません。

しかし、勉強、もっと突き詰めると、「学問=学ぶ」ということは、

何も知らない自分と出会い、もっと知りたいと感じ、そこから人生の困難に立ち向かう力を育てていく過程なのです。

現在、冬季オリンピックが北京で行われています。日本選手が多くのメダルを獲得していますが、その雄姿に感動している人々の多くは、何に感動しているのでしょうか?

自分たちが成し得ない努力の積み重ねを長年続け、多くの我慢とプレッシャーの中、厳しい戦いを勝ち抜いて得た栄冠だからこそ、画面越しでも感動の涙を流すのではないでしょうか?

つまり、努力や、我慢や、辛抱の先にあるもの・・・・自分たちができないことを成し遂げるメダリストたちへの称賛の気持ちです。

学問も同じです。自分にとって、未知の領域を探索し、知り、そこから喜びを得ることを知った子ども達は、その後の人生においても豊かに、幸せに生きていける要素を持っています。

勉強ができる=幸せになれる とは限りません。

しかし、知りたい、という純粋な気持ちを追求して、素直に「学ぶ」という努力をすることは、まだ見たことのない”その先”へ子ども達を連れて行ってくれるのです。

「何のために勉強するの?」

と聞かれたら、

「自分と向き合い、自分の可能性と向き合うことだ。」

と答えます。

そして、お母さん方に最も伝えたいのは、そのような疑問が出ない程、

学ぶことを楽しむ子育てをしてもらいたいのです(^^♪

幼い子供たちは、もっと知りたい!!もっとやりたい!!

と限界まで要求してきます。サボろうとか、逃げようという考えは起きず、

学ぶこと、知ることそのものを楽しんでいるのです。

学ぶことは生きること、だからこそ、その学びを楽しんで日々を過ごすことをお子さんに伝えてもらいたいのです。そのためには「家庭の雰囲気」「子どもへの接し方」が大きく影響します。

勉強をさせられている、という思いをさせず、学ぶ喜びを感じながら成長してほしいからこそ、このブログで発信し続けていきます。

学びを楽しめる子ども達は、苦手な問題に直面してもその困難こそも楽しみに変えて、努力できる子どもに成長します。そう、オリンピックのメダリストたちのように。

今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬

 

 

 

 

ABOUT ME
池永 宮代子(みやこ)
20年にわたる学習塾の指導・経営の経験から、「生きる力を育む子育て」を応援します。 親と子の夢を育む・・・それがYUME∞IQのコンセプトです。 すべての親子に笑顔を♪