こんにちは♪YUME♡miyakoです。
昨日に引き続き、子どもの習い事に関するお話。
「継続は力なり」この言葉に嘘はありません。
成功者は皆、この言葉を実践しています。しかし・・・・
「一つだけ頑張りなさい」や「これだけはやり抜くこと」はともすれば「一つの道に縛り付ける」ことを意味します。
幼児期、そして小学校卒業まではできるだけ多くのことを経験するべきです。
興味のあることはとりあえずやってみる。嫌なら辞めたらよい。
それを「辞めることは投げ出すこと」と親が決めつけるのはよくありません。
できるだけ早く見切りをつけて、次の興味に走ることも新たな発見です(*^^)v
もし、一つのことに執着してそれ以外のことを排除する幼少期を過ごすとどうなるでしょう?
もし、一つに絞った習い事が、何らかの理由で続けられなくなったら、どうなるでしょう?
子どもの心は折れてしまいます。どうしたらよいか分からなくなってしまいます。
子どもには多くの選択肢と「こちらがダメでもあちら」を残してあげるべきです。
友人でも、一人の固定した友人としか付き合っていないと、その友人と上手くいかなくなった時、全てを失ったような喪失感を味わいます。
定年退職後に「仕事以外何もやってこなかった」退職者が鬱や認知症になったり、別人のように性格が変わってしまうなんていう事例も珍しくありません。
人生、明日は何が起きるか分かりません。
私にはこれしかない、これを失ったら生きていけない、なんてことのないように、
子ども達には多くの選択肢を示してあげましょう。
そして、時にはあっさり、すっぱり辞めることも重要な選択の一つです。
ピアニストの辻井伸行氏のお母さまの辻井いつ子氏の講演でこのようなお話をお聞きしました。
辻井いつ子氏は、伸行氏がバイオリンを辞めると言い出した時に、
「あ、そう。そろそろいいかもね。」
とあっさり受け入れられたそうです。もちろん、それまでの経緯や辞める理由も納得の上で。
だからこそ、辻井伸行氏はバイオリン演奏の経験も生かしながら唯一無二のピアニストとしての能力を更に開花されたのだと思います。
経験は無駄になりません。全ての経験に意味があります。
だからこそ、「ひとつだけがんばりなさい」ではなく、
「いろいろ経験してみましょう」なのです。
今や世界のトップアスリートの一人である大谷翔平くんも、大変な読書家です。
野球だけの生活を送っていません。読書から得た学びが彼の人格と野球での成功に大きく貢献していると言えます。
専門だけに特化しない、多方面での経験を子ども達に与えることが親の役目であり、教育者である私の役目です。
今日はこのへんで(#^.^#) ごきげんよう♬